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ボブ・ディランのいろんな側面を、6人の俳優で断片的に描いた作品。
ぶっとんだ伝記映画といえなくもないけど、 どちらかというと、ボブ・ディランへのオマージュというか、インスパイアされた創作だと思って観たほうがいいかもしれない。 YouTube「アイム・ノット・ゼア」予告編 でもこれって、ボブ・ディランのコアなファンにはおすすめできないんじゃないかなあ。 思い入れのあるひとの中には、観て怒っちゃうひともいたりして^^; ボブ・ディランに全く興味の無いひとにも、全然おすすめじゃないだろうし。 ちょうど、私みたいに、ボブ・ディランの好きな曲は何曲もあるけど、詳しくは知らないし、もっと知りたいと思う、そんなひとにおすすめ。 それから、"かっこいい女"が見てみたいひとに、ぜひぜひおすすめです^^ かっこいい女、というのは、6人のボブ・ディランのひとり、ジュードを演じるケイト・ブランシェットのこと。 彼女、ボブ・ディランになりきっているんですが、これがめちゃくちゃカッコいい! 女性が男性を演じてるという違和感も無いんですよね。 それは、若い頃のディランがどこか両性具有的な雰囲気だったのもあるし、 ケイトが男を演じようとしてないのが、かえっていいのかもしれない。 とにかく、カッコいいのひと言です。 まあ、パティ・スミスとか、ジョニ・ミッチェルとか、本職のミュージシャンのカッコよさとはまた違った、 女優さんのカッコよさなのかなあ。 ケイト・ブランシェットは、この演技でヴェネチア映画祭の女優賞と、ゴールデングローブ賞の助演女優賞も獲ってるんですが、この役に賞をあげちゃうってのも、なんか洒落てますよね^^ ケイトのパートがモノクロ(ナビゲーターっぽいベン・ウィショーのパートもモノクロ)で、またこのモノクロの部分が映像的にもカッコよくて、ちょっとアートっぽいグラフィカルな絵づくりもしてるので、その点でもおすすめです。 あとは、ディランの恋人として有名だったスーズを思わせるクレアの役をシャルロット・ゲンズブールが演じてるんですが、このスーズ像が印象深かったです。 スーズって、私は知らなかったのですが、単なる恋人以上の、ボブ・ディランのミューズ的存在だったんでしょ? スーズのことも知ってたよ~という友人によると、けっこう実在のスーズをイメージさせる微妙な雰囲気を出してたそうです。 そういえば、シャルロット・ゲンズブールのお母さんのジェーン・バーキンも、 雰囲気のあるカッコいい女性でしたね^^ 6人がボブ・ディランを演じてるというのに、ケイト・ブランシェットのことばかりになってしまいましたが、正直、私にとってはこの映画はとにかくケイトを観る映画だったな~ 残る5人のうちのひとりを亡くなったヒース・レジャーが演じていて、ヒースの貴重な瞬間を観れたことも、よかったと思いますが… 残りの5人のボブ・ディランのうち、リチャード・ギアはビリー・ザ・キッドとしても違うんじゃないかって思ってしまいいました。 もちろん、全編、ボブ・ディランの名曲の数々が聴けます。 ケイトは吹き替えですが、俳優さんが自分の声で歌うディランの曲もあって、特にボブ・ディラン=ウディー役の黒人の少年が自分の個性で歌うボブ・ディランは面白いなあと思いました。 そうなんですよ、ボブ・ディランは女性でもあり、黒人の少年でもあるんですね。 ボブ・ディランを演じる6人の役名が、ビリーだったり、ジュードだったり、ウディだったりするのも、それぞれ意味がある名前みたいですけど、観てる側にしたら、かなりややこしい^^; "ボブ・ディランは誰のようでもあるんだよ"って、ことなんでしょうかね~ 映画を観終わったあと、本物のボブ・ディランを観たくなって、 YouTubeの動画をひとしきり彷徨ってしまいました。 Amazon.co.jpのページ「アイム・ノット・ゼア」 my評価 :★★☆ (★五つで満点、☆は★の半分)
by do-little
| 2009-03-11 08:36
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