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最初、書き始めたときは、
「紅葉の季節におすすめの秋の映画」ってタイトルだったんですがw グズグズしてたらもう、東京の街中でも紅葉はいよいよ見納めという感じで。 かな~り落ち葉になっちゃってますね^^; 今さらですが、まあ秋の映画のまとめってことで。 でもね~、夏の映画に比べると、秋の映画そのものが、たいして思い浮かばないんです^^; 秋で検索しても、ひと昔前の映画のタイトルしか出てこないし。 せいぜい、ウィノナ・ライダーの「オータム・イン・ニューヨーク」とか、 キアヌ・リーブスの「スウィート・ノベンバー」くらい。 夏の映画なら即いくつも思いつくのに、秋の季節を舞台にした映画って、少ないのかな~ 人生の黄昏みたいに、落ち葉や斜陽のイメージが暗っぽいから? 空が高くて、斜めに差す光がやわらかくて、落ち着いた気分になれるいい季節なんですけど。 そんなわけで、ご紹介する映画も少ないんですが^^; 10月に「しあわせのかおり」を観にいった時、予告上映で気になったのが、「天国はまだ遠く」。 「天国はまだ遠く」公式HP 何といっても、映画に漂う晩秋の空気や草木の彩がすごく魅力的で。 ロケ地は、天橋立に近い京都の山村だそうですが、里山の秋が、画面に見事に息づいてる感じでした。 ストーリーは、山村で民宿を営むひとりの男の元にやって来た自殺志望の女が、やがて再生するというもの。 自分の好きな、食べることにまつわる話もあって、ほんとそそられる内容なんですが。 なにせ主演が加藤ローサと徳井のふたりなもんで、 公開されてからも映画館まで観にいく気にはどうしてもなれませんでした^^; でも、評判いいみたいなんですよね~ 川崎チネチッタでは12月5日までの上映ですが、シネセゾン渋谷では11月29日からの公開でしばらくやってそう。 観てみようかな~という方、まだ余裕で観れるみたいですね^^ う~ん、やっぱり、ちょっと観てみたい気分になる映画です。 それから、これも観てないんですが(スミマセン)、今年の公開作品で秋の映画かな~と思うひとつが、「P.S.アイラブユー」。 ポスターでは、真っ赤な紅葉が使われてますが、どうなんでしょう? 予告編を観た感じでは、主人公が訪ねたアイルランドのシーンで、ヒースの紫の花が咲いてたのが印象的でした。 (昔、アイルランドに行ったことがあるのですが、その時も秋の季節だったので、ヒースの花は思い出の花なんですよ^^) ヒラリー・スワンクは好きな女優さんだけど、ちょっとストーリーが甘っちょろいみたいなので、DVDで観てみようと思ってます^^ 「秋深き」は、タイトルに秋が入ってるけど、どうなのかな~ 「秋深き」公式HP 予告編を観た限りでは、特に秋の季節っぽいシーンはないみたいですが。 秋深まる日の慶事って意味合いなのかもしれませんね。 佐藤江梨子の花嫁姿が、黒地の振袖で、ちょっと昔の花嫁さんみたくて素敵^^ 純情男の愛妻が死んじゃう話っていうのが、泣かせる映画なんだろうけどいまいち食指が伸びないかな~ 紅葉が印象的な映画としてよく挙げられるのは、北野たけし監督の「Dools ドールズ」でしょうか。 あの映画の紅葉は、長い綱で繋がれたままズルズルと歩く菅野美穂と相まって、ちょっと狂気を感じさせるような鮮やかな赤でしたね^^; それから、秋の映画でお気に入りなのが、「転々」。 オダギリジョーと三浦友和が東京の街をひたすら歩いて旅するのですが、その道中の秋の日差しがいいんですよね~ 黄色く染まったイチョウ並木の下を歩くふたり。 人と人の温もりが描かれていて、観ていて切ない気持ちにさせられる、という点でも、秋の季節におすすめの映画です^^ 収穫の秋といえば、ジョン・アーヴィング原作・脚本、「ギルバート・グレイプ」のラッセ・ハルストレム監督の「サイダーハウス・ルール」かな。 アメリカのメイン州(だったと思う)の紅葉がとても綺麗で、アップルサイダー用に収穫する林檎の赤が印象的でした。 全編秋の映画ってわけではないんですけど、これもとってもいい映画でお気に入りなので^^ そういえば、小津作品に 「秋刀魚の味」ってありましたね。 だいぶ前に観たんですが、他の小津作品とごっちゃになってしまって、特に秋っぽくはなかったと思うんですが…。 「秋日和」という作品もありますね~。 小津映画、また観てみたくなりました^^ 次はクリスマスの映画についてつらつら書いてみる予定なんですが。 こちらは、いっぱいありますね^^ 秋の映画、結局しょぼ~んな紹介で、ゴメンナサイ!
by do-little
| 2008-12-01 05:48
| ■映画の話、気まぐれに
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