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いいんですよ。
悪くはないんです^^; ただ、三木聡監督が好きな監督なだけに、 過去の作品のほうがインパクトあったなあと思うだけ。 特に、「亀は意外と速く泳ぐ」のほうが、愛すべき作品だったような。 てか、「亀は…」>「ダメジン」>「図鑑に載ってない虫」>「イン・ザ・プール」>「インスタント沼」かなあ。 「転々」は大好きな作品ですが、三木聡監督の別路線で別格ってことで。 ここから<ネタバレ注意!>です。 何が困ったといって、 主人公の沈丁花ハナメさんがあまり好きになれないのが困りました^^; 麻生久美子が演るなら、時効警察の三日月しずかみたく、ぽ~っとした人物のほうがいいなあ。 いや、麻生久美子は頑張ってたと思いますよ。 でも、その頑張って演じてますというのが画面からビシビシ伝わってくるのがちょっとね~^^; それに、ハナメさん、性格きついんだもの^^; 人生ジリ貧で頑張るハナメさんだったけど、がんばれよ~って応援する気にあんましなれない。 上野樹里ファンじゃないですけど、「亀は意外と速く泳ぐ」の片倉スズメ役はよかったなあ~ なんか、ただスクリーンの中にいるだけでも愛嬌があった、というか。 後の、のだめ役とは違って作為のないおもしろみをほんわかと漂わせてましたっけ。 麻生久美子は好きな女優さんなんですよ。 「夕凪の街 桜の国」の彼女も、「たみおのしあわせ」の彼女も、「純喫茶磯辺」の彼女も、よかった。 でも、「インスタント沼」の麻生久美子は、そういった作品での印象的な役に比べては、そんなに光ってなかったと思う。 「おと・なり」や「ウルトラミラクル…」はまだ観てないのですが、麻生久美子比ではどんななんでしょうね~ でまあ、お話そのものもね~^^; ハナメがなんでもない錆びた折れ釘になぜか思い入れを持ってしまう気持ちはすごく解るし、 凹んでいるときに、蛇口を開けたままジュースを買いに行っちゃうとか、ちょっとしたことで人生楽しくなるよ~というメッセージも、いいんだけど。 なんかね~、全体的に説明的なのよね~^^; ナンセンスが足りないって感じ。 もちろん、小ネタ満載で、あちこち笑わせてもらいましたけど("ちくわ"とか、おでんのネタが続いたあとに"虞美人草"って出ちゃうとこが一番笑えた^^)。 「インスタント沼」ってタイトルからして、意味不明なとこがいいな~と思ってたら、ちゃんとそのものが登場してきちゃうし^^; さらに、せっかく苦労して作った沼だからこそ、ショボ~イ物しか出てこなかったっていう方がよかったな。 あんな立派な○○○が沼から飛び出してきちゃうなんてね~ 超つまんない、って思いましたよ。しかも三木作品にCGだなんて^^; あの、昔捨てた黒い招き猫が出てくるだけだったら、その方がどんなに面白かったことか。 とどめが、ハナメさんの電気工事の高所作業者でのセリフ。 「人生泣いてる時より、笑ってることの方が多いから~」とかなんとか叫んでましたけど、なんか言ってるな~くらいにしか思えませんでしたよ^^; ふせえり、岩松了、松重豊、江口のりこ等々、三木ファミリーの面々とまた会えるのは嬉しかったですけどね、みなさん、どなたも過去の作品に比べて面白さが少々パワーダウンだったかと。 温水さんがやたら面白かったな~^^ 風間杜夫、へんなヘアスタイルで好演でしたけど、「転々」では三浦友和にびっくりさせられたので、それに比べるとまあ想像の範囲内の演技でした。 加瀬亮、ちょうど同時期に観た「グーグーだって猫である」で、加瀬亮史上最低の役?を観ちゃったもので、まるでこの映画の加瀬亮は口直しというか一服の清涼剤みたいでした^^; 肩に力が入ってないとこがよかったし、パンクファッションも細身のせいでよく似合ってました^^ 相田翔子、「花とアリス」「虹の女神」に続いて、すっかり中年だけど少女っぽい変なひと、という役柄が定着してきましたね~^^; 最後に、三木作品というと、監督自身の趣味がそうなのか、スタイリストや美術さんでいいスタッフを従えてるのか、小道具のかわゆさも見どころなんですけど、これも、「亀は意外と速く泳ぐ」のほうがよかったかな~ 衣裳についてもね、沈丁花ハナメさんのファッション、よかったですけど、好みからいうと、「イン・ザ・プール」で市川美和子が着てたお洋服の方がさらによかったなあ。 「ダメジン」で市川美日子が着てたお洋服もかわいかった^^ あとロケ地も。 「亀は…」が三浦のあちこちでロケしててよかったので、この映画でもロケ地にちょっと期待してたんですけどね。 ずいぶん次から次へとしつこくケチをつけてしまったけど、 ほんと「インスタント沼」も悪いデキではないんですよ。 ただ、もうちょっとおバカなしょうもない話にして、ほんのちょっとラブリーだったら、もっとよかったかな~って思うだけ。 「インスタント沼」公式HP allcinema「インスタント沼」 my評価 :★★☆ (★五つで満点、☆は★の半分) ▲
by do-little
| 2009-06-09 07:45
| ■インスタント沼
麻生久美子の超ミニのメイド姿に、おじさんたちがウヒャウヒャする。
そんな映画なら、きっとおバカな笑い満載で、 ちょっとはホロっとさせられたりもして、気軽に楽しめるコメディ映画なんじゃなかろうか。 そうたかをくくって観てみたら、予想してなかった面白さがありました~ 映画評で、「人物造型が秀逸」っていうホメ言葉がありますけど、 この映画の麻生久美子演じる素子役って、ちょっとだけそれじゃないかなあ^^ 素子のひねりのある人物像だけでも、観たかいあったな~という映画でした。 ただね~、予想してた笑いに関しては、全くの不完全燃焼^^; 話のテンポがいいでもなく、 映像や音楽にキラっとしたものがあるでもなく、 全体的に凡庸な印象で、突出したところがない~ 素子のキャラが出色のデキだっただけに、 映画としては、そこそこのデキで終わっちゃったのが残念でした。 ここから<ネタバレ注意!> 映画の前半の主人公は、"純喫茶磯辺"そのものだったような。 これが、どんだけ趣味が悪くて、でもちょっと居心地が良さそうな喫茶店になるのかなって楽しみにしてたんですけど、いまいち期待ハズレ。 こういうのは、監督のイメージ不足と、小道具さんの力不足と、両方なんでしょうか~^^; とにかく、喫茶店の内部の情報が少な過ぎなんですね。 めぼしいものといったら、工藤静香のポスターと、壁の小判の額縁くらい。 あと定番の招き猫があったかな? もっとね、卓上のコインを入れて星占いするやつとか(今はもう無い?)、サインの色紙とか、スポーツ新聞とか、熱帯魚とか、何でもいいから、ニヤッとしちゃうような要素がもうちょっとある店内だったらよかったのに、って思いました。 で、後半にスポットが当たるのは、前述した麻生久美子演じる素子。 ごく普通のアルバイトに見えた素子が正体を現したのは、純喫茶磯辺のビラ配りのときでしたね~ 配ってくるねと言いながら、素子は1枚も配ろうともせずにお茶してて、結局ゴミ入れにビラをずさっと投げ込んだときには、「げっ」てびっくりさせられました^^; 素子は、めんどうなことは、やらない。 素子は、平気で嘘をつく。 でも、メイドの制服(それもかなり下品なやつ)は、あっさり着てしまう素子。 魅力的で人当たりもいいのに、人間として大事なところがごっそり抜け落ちてて、 いったいどういう神経してるんだろ~と思うような。 そんな女、素子。 わ~絶対イヤだこういう女、と思ったとたんに、俄然、映画が面白くなって、 素子から目が離せない場面ばかりになりました~^^ 例えば、素子のアパートを元カレが訪ねてきた場面。 素子は、元カレを全然相手にしない。 たぶん素子は誰とも真剣に向き合おうとしないひとで、だからたぶん、簡単に付き合うんだけど、 簡単に別れてしまうんでしょう。 とりつくしまのない素子にキレた元カレが、「おまえなんか、どこに行ったってうまくいかない」と言い捨てたとき、素子が必死になって言い返していたのが妙に心にひっかかった。 「そんなことないよ、今のところではうまくやってるよ!」 ああ、無神経そうな素子も、「どこに行ってもうまくやれない」という言葉は言われたくないんだ。 どこに行ってもうまくやれない自分に傷ついてるんだ。 そんなことが想像できて、ますます、素子という人物に引き込まれてしまいました。 そうして、素子があの決定的なひとことを口にしてしまった、あの場面。 「あ、やっちゃったんですよ、あのお客さんと」 それまでは"うまくやってる"純喫茶磯辺だったのに、自分からぶち壊しにするようなことを言ってしまう素子。 人間関係が少しでも煩わしくなると、逃げたくなるのか。 それとも、自分がどうしようもない女だって、バラしたくなる性なのか^^; なんだか、素子って哀しい。 なあんて思っていたら、最後の再会の場面では、ちゃっかり、JRのひとか何かとデキちゃって、 大きなお腹でパチンコしてましたね~ あ~、素子はどこまでも素子だ^^; そんな素子も、お母さんになったら逃げ出さずに落ち着くのか、 それとも『素子の法則』で、簡単にくっついて簡単に離れるのか。 このままのいい加減な素子だと、生まれた子は、ひょっとしてグレるんじゃなかろうか。 大きなドラ焼きに無頓着にかぶりつく素子を眺めながら、その不安な未来まであれこれと妄想してしまったのでした。 素子を演じた麻生久美子。 去年公開された映画だけでも、3本の映画でマドンナ的な役を演ってたのを観ました。 3本とも、現代のごく普通の設定なのに、「ぼくたちと駐在さんの700日戦争」の加奈子役と、「たみおのしあわせ」の瞳役と、この映画の素子役をこんだけ演じ分けてるって、すごいです~ さらに2008年は「ハーフェズ ペルシャの詩」でペルシャのマドンナまで演じてるんですもんね。(まだ観てないので、ぜひ観てみなくちゃ) 2009年も、また出演作が目白押しで、「Beautyうつくしいもの」「ウルトラミラクルラブストーリー」 「インスタント沼」「おと・な・り」…。久美子七変化は今年も続きそうですね~ 素子を疎ましく思いながらも、最後は受けとめる磯辺の娘、咲子役の仲里依紗。 どこにでもいそうな今どきの女子高生の役だけに、役者さんの魅力でもってるような役で、 その点、仲里依紗はとってもよかったです。 「ハチワンダイバー」等ドラマで観た時は漫画が原作のせいか、表情の変化に乏しかった気がしますが、この映画では、咲子の微妙な気持ちをちゃんと表情で伝えていました。 ちょっと外人っぽい?と思ったら、祖父がスウェーデンの人でクォーターなんですね^^ 父親の磯辺を演じた宮迫博之は、この役にはちょっと若かったんじゃ? 今、39歳みたいで、頑張ってオヤジくさくしてましたけど、中年の加齢臭も、中年の悲哀も、 醸し出せてませんでしたね~ しょうもないんだけど、どこかかわいげもある親父に一歩足りないというか^^; 磯辺役の俳優さんが違ってたら、映画全体の魅力も増してたかなと思いました(ゴメン)。 吉田恵輔監督って、この作品でメジャーデビューでした? 前作「机のなかみ」では、けっこう面白い新人という評判だったんですが、この作品では萎縮しちゃったのかな~ 「純喫茶磯辺」は無難にまとてしまった映画という感じで、次はもっとハジケて変な映画を撮ってほしいです。 でも、素子の人物像が面白かったのは、吉田監督自身の脚本によるものなわけで。 咲子がつぶれた喫茶店の前で泣くラストは甘いな~って思いましたけど、まあ脚本家としても今後注目しとくべき監督さんかなと思いました^^ 「純喫茶磯辺」公式HP my評価 :★★★☆ (★五つで満点、☆は★の半分) ▲
by do-little
| 2009-02-09 03:34
| ■純喫茶磯辺
12月になって、来年公開の映画が楽しみになってきましたが、
新作映画の話題もイロイロ聞こえてきますね~ だいぶ前に映画化が発表されて、来年の2月には撮影が始まる「ノルウェイの森」。 12月になったらキャストの発表があるはずなのですが、今のところまだみたいで、じりじりさせられちゃってます。 「ノルウェイの森」の原作にそんなに思い入れがあるわけでもないんですが、 小説の映画化って、キャストが発表になるまで、ドキドキしちゃうもんで^^ もうちょっと前のことになりますが、これも来年公開の「重力ピエロ」のキャストが発表になったときも、春の役はダレ~?夏子さん役は?って盛り上がったものです。 果たして、直子役は誰? ワタナベ君の役は?キズキは?緑は?レイコさんは? 特に直子役は、原作では、精神を病んでしまう脆さを感じさせながら、完ペキなボディの持ち主ってことになってるし、療養所で一糸まとわぬ姿でワタナベ君の前に立つシーンなんかはストーリーからはずせないんじゃないかと思うので、一体どうなるのかな~ 若手の女優さんで、ヌードOKのひとってなかなかいなさそう。 最近では「蛇にピアス」で吉高由里子ちゃんが根性みせてましたけどね。 それにしても、「ノルウェイの森」が映画化される話を知ったとき、監督がトラン・アン・ユンで、プロデューサーがフジテレビの亀山千広というのが、どうにもミスマッチに思えちゃって… アスミック・エースからの「ノルウェイの森」映画化の発表 トラン・アン・ユンの作品は「青いパパイヤの香り」しか観たことがないのですが、 あの独特の世界感のある作品を撮った監督が、フジテレビが関わるような映画を撮っちゃうのって、ちょっと意外。 やっぱりキャストは、オーデンションで選んだことになってても、無名の新人なんてことはなくて、きっちり集客の見込める人気俳優さんが選ばれる可能性大なのかしらん? まあ、どんだけヒット作を狙った映画になっちゃうのかなと思いますが、それでも、トラン・アン・ユン監督なら、性的な描写にもどこか透明感を感じさせる映像を見せてくれるような気がして、期待してしまう。 とにかく、キャストの発表が待ち遠しいです。 それから、楽しみな映画のひとつが、松山ケンイチ主演の「ウルトラミラクルラブストーリー」。 CINEMA TOPICS ONLINEの「ウルトラミラクルラブストーリー」の記事 松山ケンイチは、崔洋一監督の「カムイ外伝」や、ハリウッドのハンス・カノーザ監督の作品で堀北真希と共演の「ナクシタキオク」なんかもありますが。 「ウルトラミラクルラブストーリー」は、この作品でメジャーデビューの横浜総子が脚本・監督を手がけてます。(最近、女性の新人監督さん、多いですよね~) それで、監督自身が青森出身で、青森を舞台にしたストーリーのこの映画の主演には、ぜひ、青森出身の俳優をということで、ダメモトで松山にオファーしたところ快諾を得たそうなんですが。 相手役は麻生久美子だし、キャストも渡辺美佐子や原田芳雄、ARATAなどそうそうたるメンバーなので、これはちょっとマユツバな話かも^^; まあとにかく、全編青森ロケで、松山ケンイチが津軽弁で演じるというだけで、ちょっとワクワクさせられる映画です。 「人のセックスを笑うな」のみるめ君とはまた違った青年像を見せてくれるかな~^^ それにしても、麻生久美子は、去年も、「たみおのしあわせ」や「純喫茶磯辺」「ぼくたちと駐在さん…」等々に出演して引っ張りだこでしたが、来年も、三木聡監督の「インスタント沼」にも主演してるし、岡田准一クンとの「お・と・な・り」もあるし、モテモテですね~^^ それから、気になる一本が、西川美和監督の新作、「ディア・ドクター」。 なにしろ前作「ゆれる」が人間を描ききった骨太のミステリー作品だったし、映画賞も総ナメにしちゃったわけで、いったい次はどんな作品を作ってみせてくれるのかなと思ってましたが。 CINEMA TOPICS ONLINEの「ディア・ドクター」の記事 「ディア・ドクター」は、主演の笑福亭鶴瓶が僻地の赤ひげ先生的医師役で、瑛太が若い医師役、その他、余貴美子、松重豊、岩松了、香川照之、笹野高史、八千草薫という渋くて豪華な(?)配役。 前作に続いてこの作品も西川監督のオリジナル脚本で、ストーリー的にも内容のあるものが期待できそうだし、贔屓の俳優さんの松重豊も出てることだし、これはなかなか楽しみな一本です^^ その他の新作情報で、このブログで既に取り上げてる佐々木蔵之介と綾瀬はるかの新作以外の映画は、タイトルと監督と主要キャストだけ紹介しときますね。 未確認の情報もある(タイトルなんかはくるくる変更になるし)ので、てきとーな情報ってことでよろしくお願いします^^; ●「デッドヒートヴァージンロード」 岸谷五郎監督、上野樹里、木村佳乃 ●「ゼラチンシルバーLOVE」 操上和美監督、永瀬正敏、宮沢りえ ●「桜桃とたんぽぽ・ヴィヨンの妻」 根岸吉太郎監督、松たか子、浅野忠信、妻夫木聡 ●「お・と・な・り」 熊澤尚人監督、岡田准一、麻生久美子 ●「ホノカアボーイ」 真田敦監督、岡田将生 ●「風が強く吹いている」 大森寿美男監督、小出恵介 ●「BALLAD 名もなき恋のうた」 山崎 貴監督、草彅 剛、新垣結衣、大沢たかお ●「サイドウェイズ」 チェリン・グラック監督、 小日向文世、生瀬勝久、菊地凛子、鈴木京香 ●「山形スクリーム」 竹中直人監督 、成海璃子、AKIRA、マイコ ●「鴨川ホルモー」 本木克英監督、山田孝之、栗山千明、石田卓也、芦名星、濱田岳 ●「フィッシュストーリー」 中村義洋監督、伊藤淳史、高良健吾、多部未華子、森山来來 ●「ジェネラル・ルージュの凱旋」 中村義洋監督、竹内結子、阿部 寛、堺 雅人 ●「わたし出すわ」 森田芳光監督、小雪 ●「今度は愛妻家」 行定勲監督 ●「重力ピエロ」 森淳一監督、加瀬亮、岡田将生、小日向文世、鈴木京香 ●「カムイ外伝」 崔洋一監督、松山ケンイチ、小雪 ●「ナクシタキオク」 ハンス・カノーザ監督、堀北真希、松山ケンイチ ●「インスタント沼」 三木聡監督、麻生久美子、加瀬亮 ▲
by do-little
| 2008-12-03 08:30
| ■気になる情報・新作映画
「ぼくたちと駐在さんの700日戦争」の感想のついでに、
佐々木蔵之介の新作映画についてご紹介しておこうと思っていたら。 噂にはなってたけど、確定情報じゃなかった"ドラマ初主演"がどうやら本決まりのようです^^ それもホストの役ですよ~♪ 日刊スポーツの記事、読むだけで思わずニタニタしちゃう内容なので、引用しちゃいますね。 日刊スポーツの記事によると 『最近の連続ドラマに欠かせない実力派俳優の佐々木蔵之介(40)が連ドラ初主演することが27日、分かった。10月スタートのテレビ朝日系「ギラギラ」(金曜午後9時)で、ホスト役を演じる。 同名漫画のドラマ化で、佐々木はかつて「六本木の王」と称された伝説のホストになりながら引退、会社に勤めたもののリストラされて妻子を守るため昔の世界に舞い戻る役柄。舞台となる店の女性オーナー(真矢みき)とは顔見知りで、妻(原沙知絵)には「工事現場で働いている」と言ってある、訳ありの36歳という設定だ。 「おもてなしの心」を前面に出す癒やし系ホストが、イケメンホスト(三浦翔平)たちとの競争や闇社会の権力者との対立を通し、ギラギラしていた自分を取り戻す心模様が見どころとなる。佐々木はサラリーマン経験があり、神戸の劇団から俳優人生をスタート。脇役として医師、弁護士、劇団の座長、戦国武将、シェフなどを演じてきた経験が発揮されそうだ。 奈良井正巳プロデューサーは「家族思いの平凡な男と、寸分のすきもない伝説のホストという両面を痛快に演じ分けていただける」と期待する。佐々木は「人を優しく幸せにするおもてなしの極意、ただ今研究中です」。役づくりの一環として、実際にホストクラブを見学する構想もあるという。』…だそうです。 (引用のソースはこちら=日刊スポーツ) 「ギラギラ」公式HP 家族思いの平凡な顔と、寸分の隙もない伝説のホストの顔。 わ~、二つの顔をどう演じ分けるのか、もう楽しみで楽しみで^^ 原作の「ギラギラ」って漫画、けっこう面白いらしいんですけど。 テレ朝の金9ドラマって、どーもいまいちなイメージなんで、そこそこでいいから楽しめるドラマになりますようにって思ってます。 視聴率もそこそこならいいんだけど…(心配だ) だってね~、蔵之介ファンじゃない人にとっては、佐々木蔵之介が主演でホストって、ピンとこないんじゃないかって気がするんですよ。 一応、イケメンホストじゃなくて、気配りの癒し系ホストの設定らしいんですけど。 脇でこそ光る役者さん、って評価されてると思うし… ファンにとっては、もう期待でワクワクドキドキの役柄なんですけどね! 10月から、毎週金曜日が待ち遠しくなるといいな~♡♡ それで、映画の方の佐々木蔵之介なんですが。 間もなく公開の「20世紀少年」のフクベエ役(真ん中分けの髪型がステキ♪)をはじめ、 「誰も守ってくれない」、「守護天使」、「群青」と出演作が続きますが、調べた範囲では、主演作や準主役の映画は無さそうです。 ヘタな主演より、渋い脇役の方が楽しみだったりしますが、上の3本だと、映画館に観にいきたい!と思うほど惹かれる映画ではなさそうかな~ 「誰も守ってくれない」は、佐藤浩市扮する刑事が、容疑者の妹の志田未来を守る話。蔵之介の役は、どんななんでしょうね~ 「守護天使」は、冴えないサラリーマンのカニング竹山が、女子高生を悪の手から守る話で、蔵之介は、カンニング竹山の悪友の役だそうです。 「群青」は、沖縄を舞台に、長澤まさみ演じるヒロインの絶望と再生を描いた映画だそうで、蔵之介は長澤まさみの父親役?という噂なんですが、いくら何でも年齢的にどうなんでしょう。 (映画の詳細は、↓のリンクからどうぞ) きっと、どの映画でも、佐々木蔵之介は脇でいい味出してることでしょうが、どーにもそそられない映画ばかりで。 「アフタースクール」のように、公開が楽しみ♪という映画ではないのが、ちと残念です^^; 「20世紀少年」公式HP シネマトピックス 映画作品紹介「誰も守ってくれない」 シネマカフェ 映画作品情報「守護天使」 goo 映画ニュース「群青」 それから、「ぼくたちと駐在さんの700日戦争」で佐々木蔵之介の奥さん役をやった麻生久美子の楽しみな新作映画についても、ちょっと。 「コドモのコドモ」や「アキレスと亀」にも出演してますが、三木聡監督の新作、「インスタント沼」では主演! 骨董にはまってしまった、ちょっと変な元OLの役だそうで、三木聡ワールドの中で、マドンナ役とは違ったチャーミングな麻生久美子に出逢えそうで、けっこう楽しみな作品です。 三木聡監督作品はほとんど観てるので、改めて書くかもしれないけど、取りあえず、撮影リポートの記事を下にリンクしておきますので、読んでみてくださいね^^ ムービーウォーカーレポート「インスタント沼、撮影開始!」 ▲
by do-little
| 2008-08-29 02:06
| ■気になる情報・新作映画
DVDで鑑賞。
佐々木蔵之介ファンなのに、公開中に映画館で観なくて、ちょっと後ろめたかったのですが、 観にいかなくて、よかった~^^ 佐々木蔵之介の駐在さんの制服姿を堪能する、それに尽きる映画でしたもん。 佐々木蔵之介がもし出てなかったら、自分的には、割とどーでもいい映画(ゴメンナサイ)。 <ネタバレ注意!> イタズラって、面白いと思うんですよ。 でも、イタズラの映画なのに面白くない^^; 「笑える」という感想をいくつか見かけましたが、笑いの沸点が低くない自分には笑えなかったなあ…(一緒に観た家族はケラケラ笑ってましたけどw) 映画と同名の人気ブログを元にした話だそうですが、ブログの、しょーもないけど何となく面白い部分を、映画は描けてるのかしらん? ブログと比較してみた訳じゃないんですが、脚本にする段階で、無理に「おはなし」にしちゃったのかも。 ただただ、イタズラを仕掛けて、仕返しされる、という話だけでよかったんじゃ? イタズラというからりと笑えるエピソードに、心臓の悪い女の子を励ます、なんて湿っぽいエピソードを持ってきてラストを盛り上げなきゃ、映画にならなかったのかな~と思いました。 映画のあちこちで、「栃木」が強調されてましたね~^^ 警官の制服じゃない私服の佐々木蔵之介が"I ♡ 栃木"のTシャツを着てたり(超ダサかった!)、「とちぎ」の看板が目に付く場所にあったり。 その「栃木」と、全編に映し出される田んぼの風景のせいで、どーしても、「茨城」の畑の風景が印象的だった名作「下妻物語」と比べてしまう。 笑いのとり方、話のぶっとび加減、どれを取っても「下妻物語」に比べるべくもないんですが。 ただ、田んぼのど真ん中に駐在所が立ってる"絵"が何度もインサートされてたけど、これはよかったなあ。 それで、お目当ての佐々木蔵之介は、よかったです♡ 180cm以上ある長身で、警官の制服姿が決まってたこと! 容赦なくイタズラの仕返しをする、不敵な警官ぶりもなかなかでした。 変なことも書いちゃいますが、真夏の撮影だったのでしょう、佐々木蔵之介が、警官の制服の背中に汗染みを作ってるのに、なんだかリアルに迫ってくるものを感じちゃいました^^; 佐々木蔵之介の妻役が、麻生久美子。 このところ、モテモテの麻生久美子ですが、あんまりマドンナ役が続くと、少々飽きます。 そうそう、映画は昭和54年(1979年)の設定なんですが、これが生かされてない~ 時々、松坂慶子の「愛の水中花」や、まだ若い武田鉄也の赤いきつねのCMが挿入されるんだけど、すっごく中途半端。 小道具さんが、たぶん必死に用意したウォークマンが使われてましたけど、それ以外の小道具とか、ファッションとか、徹底してなかったなあ。 普通に現代の話の設定でよかったんじゃ? 「ぼくたちと駐在さんの700日戦争」公式HP my評価(★五つで満点):★☆ ▲
by do-little
| 2008-08-28 05:59
| ■その他の日本映画
川崎チネチッタの「たみおのしあわせ」の上映が8/15で終了というので観てきました。
観てからすでに1週間が過ぎちゃってますが^^; え~、「たみおのしわせ」は、期待以上だったけど、ちょっとがっかりなところもある惜しい映画って感じでした。 でも、おすすめです^^ <ネタバレ注意!> 期待以上だったのは、オダギリジョーの息子と、原田芳雄の父親。プラス麻生久美子も。 がっかりさせられたのが、大竹しのぶと小林薫が演じた役どころでした。 オダギリジョーと原田芳雄は、まず、ちゃんと親子の感じがするのがいいな。 「父と暮せば」の時は、どうにも、原田芳雄と宮沢りえが親子って感じがしなかったですもん。 オダギリジョーのビジュアル、とてもよかったです♪ 真ん中分けでゴムでひっつめた髪型、神経質そうなメガネ、チェックのシャツや親父くさいポロシャツをズボン(しかもタック入り!)の中に入れた服装、というダサダサのスタイルなのに、観ていて楽しませてくれるんだな~。眼福、眼福。 頭がちっちゃいから、何着ても様になっちゃうのかな。もう、ラストの結婚式の黒の燕尾服姿なんて、超絶かっこよかったですし。 そんで、オダジョと原田芳雄父子のどんなとこがいいかというと、ふたりの日々の暮らしぶりが何気な~く描かれてて、そこがよかったなあ。 男所帯なのに、オダジョが当たり前のように、急須や茶碗を載せたお盆を持ってきてお茶を入れたり、原田芳雄が掃除機をかけてたり^^ そういえば、「人のセックスを笑うな」を観た時も思ったけど、古い日本家屋で撮影した作品には、落ち着いた居心地のよさみたいなものが漂うような。 「たみおのしあわせ」の撮影が行われたのは、"開業医をしてた祖父の家"という設定にぴったりのロケセットで(静岡県の澤野医院記念館の建物を使ったそうです)、茶箪笥の上に飾られた置物とか、どこにでもあるような茶の間がいちいちよかった~。 麻生久美子演じる瞳さんが浴衣を着て現れるドキドキの場面なんか、日本家屋の間取りをうまく利用してたと思うし。 なんかね、小津作品的な味わいすら感じられる映画でした。 父と子が、つまんないことでぶつかっていがみ合ったり(靴を新調するかどうかとか)、でもどこかお互いに遠慮があったり、そんな日常が淡々と過ぎていって。 たみおは、以前、父が付き合っていた交際相手を嫌って、自分が父と女性の関係を壊してしまったことを、心のどこかで引きずってるんだろうね。 駅の電車を使った場面もよかったな。一緒に出勤する親子が、駅では別々のホームに立って、先に来た電車に乗った父親を息子が見送って。 自分は、岩松了さんといえば、「ラー油、レディ?」の俳優さんであり、三木聡監督の映画の常連さんの姿しか知らなかったわけで、 もっとコメディタッチの映画かと思っていたのに、しっとりオトナの映画づくりで、ちょっと意外な感じがしましたよ^^ でもね~、それだけに残念なのは、やっぱ淡々としてるだけじゃおさまらなくて、どっかおかしい部分を作らずにはいられなかったのか。 おかしいパートを担ってた小林薫と大竹しのぶの役は、せっかくのいい雰囲気をぶちこわしちゃってた感じがする。 小林薫が天井裏に潜むエピも無くてもいい気がするし、診療室が老人の逢引場所に使われるエピはとってつけたような話に思えるし。 小林薫と大竹しのぶがくっついてしまう過程も無理があったし、ふたりが家の権利を狙ってるというのも、なんだかな~ 原田芳雄とオダギリジョーと麻生久美子の三人の複雑な関係を描くだけで、十分、ひとつのストーリーが成立するのに、小林薫と大竹しのぶのエピが多過ぎ。 せめて、脇のふたりが困った人けど憎めない、という役だったらよかったんだけど。 特に大竹しのぶの役は、岩松監督の演出でそうした演技になったんだろうけど、それにしても不愉快な人物でした。 最初に登場したときの、「結婚してるんだ~」という言い方の卑しさといい、小林薫とくっついてからの原田芳雄へのふてぶてしい態度といい、嫌いだったなあ。 クワイエットルームの時の大竹しのぶもイヤだったけど、今回はさらにムカムカしちゃうような中年女の役でしたっけ。 そこが、「がっかりしたところもある」と冒頭に書いた部分。 もっと、『父と息子』からブレない話であってほしかったですね。そこが自分的には惜しいと思える部分でした。 麻生久美子はよかったですよ~ 自転車に乗って登場した時から、どうやら彼女は上司か誰かと不倫してたんだなと匂わせてましたね。 自分のことを「凧みたい」な女って言ってましたけど、危険な「蛸みたい」な女ですよ~ あんな魅力的な女に絡みつかれたら、アブナイ、アブナイ。 ラストは、あっと思う結末でしたね~ 「卒業」のパロディが、あんな組み合わせのカップルになるとは^^ バスに乗って逃走するふたり、で終わってもよかったと思います。 最後の白い日傘の婦人の幻想的シーンは映画評サイトでも賛否両論ですけど、自分も話の最後でいきなり『母』の幻影を追いかけるというのは、ちょっと唐突な印象でした。 何度も言っちゃいますけど、原田芳雄の父とオダギリジョーの息子がとてもよかっただけに、『父と子』の映画に徹してほしかった感じがしました。 「たみおのしあわせ」公式HP my評価(★五つで満点):★★★☆ ▲
by do-little
| 2008-08-22 04:22
| ■たみおのしあわせ
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